本日のヒヤリハット
コーヒーを趣味にしているので、やかんはピーピータイプではなく、ゾウの鼻かチョウの口のように細長く波打つ管状のものを使っている。
カップ麺を作っていた時、沸いた湯を注ぐため何気なくやかんの取っ手を触ったら、驚くような熱さ。危うくヤケドだった。
パーツ自体はプラスチックで包まれている。沸いてから30秒は触らずに落ち着かせるので、普段だったら何ともないはずだった。
だが古い木造の自室、帰宅後まもないキッチンの気温は、温度計で33度近くあった。もはや外の方が涼しいレベルの困った家なのだが、まだ引越しのめどが立たない。
それはともかく、つまるところ普段なら熱せられたやかんであっても、放置すれば室内との気温差である程度は冷却されていくはずが、今日はそうはいかなかったということだった。
そういえば、沸騰した時に、湯気が出ているのが見えなかった。可視化されるほどの温度差が、蒸気と気温の間になかったからなのだろうか。
音楽のために、学生時代から手は大事にしているつもりだが、今回は思わぬ伏兵に面食らってしまった。注意力すら鈍る暑さ、げにおそるべし。
皆様も、何卒ご注意くださいませ。